そして、全蓋型アーケードは平成4年に完成し、積極的にさまざまな事業を展開されています。中でも「医商連携」を掲げ、医療関係団体や社協、NPOなどと委員会を作り、その中での議論をベースに子供や高齢者などどんな来街者にもやさしいまちづくりを未来を見据えながら推進しています。

長野市の中心市街地でも、子供を含めた若い層や買い物難民と言われる方を含めた高齢者が何の障壁を感じること無く来街できるようにハードソフト両面で取り組みを早めなければなりません。
健軍商店街さんの
・医商連携の関係団体委員会の設置
・らくらくお出掛け支援サービス（らくらくタクシー宅配）
・鹿屋体育大学と連携して進める「貯筋体操」
・医商連携による「街なか図書館」の設置
・空き店舗をシェアスペースとして貸し出し、将来の出店、テナント誘致への仕組みとなる「健軍ビレッジプロジェクト」
などにインスピレーションを感じ、来年度事業のどこかに活きてくるよう、これから事業計画を作成する際の参考にしたいと思います。

視察後は、健軍商店街さんと懇親会をさせていただきました。
視察では出ないような事柄を含めてざっくばらんにお互いのことを話し、見据えた街の姿に持っていくために今どう伏線をはり、いつ回収しながら進めればいいのかなど、事務局の動き方にも話が及びました。

本当に感覚が研ぎ澄まされ、新たな引き出しを作るのに大変参考になりした。

健軍商店街関係者の皆さま、ありがとうございました。
ぜひ、長野にお越しの際はお声掛けください。

健軍商店街の取り組みなどは下記のURLからご確認ください。
■健軍商店街ホームページ
http://www.piacres.net/